ランス・クエスト マグナム
ジャンル:RPG
好き度:100
「RPGの皮を被った狂気の一作」
せっかく“ブログ”なるシロモノを始めたということで、ブログ執筆者らしく
プレイしたゲームの感想などを記す場なども設けて行きたいと思います。(小学生並の)
とゆーわけで今回取り上げるのがこの
ランス・クエスト マグナムです。
私はこのゲームがRPGというジャンルの中で最も面白いゲームだと思っているし、
余程の事がない限りその栄光が塗り替えられることは無いでしょう。
昔から私はRPGというジャンルが苦手でした。ここで言うのはドラクエ等の
王道RPGのことですが、
したくもないレベル上げを強制させられ、やりたくもない“お使い”を強制させられ、
おまけにどこに行ったらいいのか分からなくなる。
ちなみに私は謎解きゲームは好きですよ。ただRPGの場合は度が過ぎている。
世界は広いしエンカウントは酷いしフラグ1つでも見逃したらもうやる気が失せる。プレーしてて辛くなる。
レベル上げ。コイツもRPGで苦手な要素の1つだ。
別にレベル上げという手段自体は良いと思う。
ゲームが難しいという人もいるだろうし、そういう手段があるのは悪いことじゃない。
ただ、なんでレベル上げしなきゃ進めないバランスになってんのよーー!!!!ってね。
そのレベル上げの作業だって楽しければ良い。効率良く進める方法とか考えられたら良い。
でもどのRPGも基本やってる事は同じ。ひたすら十時キーとボタンをポチポチする作業。
しかもゲームによっては、それだけ時間を使ってレベルを上げたのに、
どれだけ強くなったのかが分かりにくかったりする。
だからあまりやる気になりません。。
あと基本的にRPGというのはゲーム内のキャラクターを育てることが醍醐味だと思うのだけど、
画面の前に居る俺は全く強くなった気がしないのね。当たり前だけど。
だもんでガキの頃はRPGなんてやってられるかボケって感じだった。ホントにね。
そもそも長時間イスに座ってられない子供だったからな、落ち着きが無かったんだ。
まーよーするに、ぼく自身がRPGへの適正が無い人間だったわけだ。
ま、それでもRPG作品はこれまで色々プレーしてきたし、
相も変わらず苦手だけど何だかんだハマってしまう感じだった。
特に中学生ぐらいの頃だったか。あん時は色々やってたね、DQFFロマサガクロノトリガーライブアライブ、女神転生テイルズファンタジアマザー、そんな感じだったか。
ラインナゥプがちょっと古いけどまあそれは良いでしょう。
でもやっぱりどの作品をやっても王道RPGの欠点は拭いきれてないのだ。
RPGという概念から飛び出せてないとゆーか‥‥だから、
ARPGやSRPGが生まれたのだろうが、それは王道RPGではないしね、
王道RPGでありつつも、王道RPGで無い作品なんて、この時代には無かったと、ワシは思うよ。
たぶんだけど、コンシューマーなんてまだマシなほうでPCゲームだともっと酷い作品が山ほどあったんだろうなと思う。
イースとか優しいを豪語してるのに現代人から難しすぐるよね、アレ・・・
そーゆー意味ではポケットモンスターてのは本当に素晴らしいRPGだ。
フラグも従来のRPGより分かり易いし、仲間の成長と共に
プレーヤー自身も成長したことがダイレクトに感じられる。
ポキモンもインター・ネットで話題になるのはインター・ネット対戦ばかりで、
RPGとしていかに優れているのかがあまり語られていないのが残念だ。
てまあそんなことはどうでもいいんだよ。ハナシが脱線しすぎた。
で、まあ本題なんですが
このランス・クエスト マグナムてのはヒジョーにスバラカシイRPGです。
先ほど述べた王道RPGへの不満をすべて解消した傑作、もとい怪作と言えましょう。
正直なところ、最初はこのゲームの印象はあまり良くなかった。
何から何まで一体全体フザけてるし、無駄にムズいし、色々面倒だしでなんじゃこりゃふざけんな死ねって感じだったよ。
ただ意図や面白さに気付くと一気に好きなゲームになった。引き込まれるという表現が適切か。
↑サチコ描いたよ。
これは王道RPGの皮を被った“何か”です。TADAゲーです。
ランス10もシステム自体はカードゲームやソーシャルゲームに似ている感じですね。
でも私には分かる。あれはTADAゲーだ。騙されてはいけない。あれは、TADAゲーなんだ。
プレーヤーをドツボに叩き落す、否、ジゴクに蹴り落とす凶器かつ狂気のゲームなんだ。
そんなどうしようもないゲームだからこそ僕はこの作品、ひいてはTADAゲーが好きだし、
これからもユニークかつキテレツな作品を生み出して行って欲しいものです。
とまあそれっぽいことを言って今回は終わり。
うわ・・・見返してみたらランスクエストマグナムについて全く書いてないじゃないかーー
まあーいいかーーー